【課題発見力】社会人基礎力2【4つのステップと身につけ方】

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本記事では、皆様のこういった悩みに答えます。

  • 社会人基礎力の考え抜く力とは何?
  • 課題発見の実施方法は?
  • 課題発見力の身につけ方は?

私はコンサルタントとして、考える力を発揮しつつ、プロジェクトごとに多様な課題を発見し、時には創造力をもって課題解決を導いています。

そんな私が経験を踏まえて、記載しています。

以下の構成で作成しております。

社会人基礎力の考え抜く力とは何?

以下の図は経産省で定義されている「考え抜く力」です。

ポイントは、「自ら課題提起し、解決のためのシナリオを描く、自律的な思考力が求められる」ことです。

本記事では課題提起(課題発見力)を中心に身につけ方を紹介します。

課題発見の実施方法は?

まずは課題とは、仕事における問題を解決するために実施することです。

そして、問題とは理想と現状のギャップです。

整理すると、以下のような図になります。

例えば、売り上げ3億円が理想であり、売り上げが1億円しかなければ、売り上げが2億円少ないという問題があり、その売り上げが少ない問題を解決する方法が、課題になります。

以上のことから、課題を見つける手順は、以下の通りになります。

  1. 理想を明らかにする。
  2. 現状を整理する。
  3. GAP(問題)を洗い出す。
  4. 課題を整理する。

理想は、企業やビジネスのあるべき姿であり、最初に定義する必要があります。

こうすることで、あるべき姿を目標とした課題を設定することができます。

課題発見力の身につけ方は?

課題発見の4つの方法を整理しました。

続いては、どのように理想や現状を整理するかという実践方法を記載します。

具体的に何を実施することで、課題発見できるか紹介しておりますので、それらを繰り返し実践していただくことで、課題発見力が身につくと考えております。

理想を明らかにする

「1. 理想を明らかにする」については、それぞれの企業やビジネスにおいて多種多様なものがあります。

理想は一般的には、目的や方針、方向性などの抽象度が高い状態で定義することが多いです。

まず重要なのは、達成したいことを一言で表すと何かです。

例えば、「業務を効率化したい!」です。

そして、具体的にそれは何か、なぜ、いつまでに、どう達成するのか、など、可能な限り5W1Hに基いて整理することで、より明確になります

先ほどの例を使うと、 【具体的に効率化とは】同じデータを2度入力しない、同じ手順の作業を自動化する・・・
【なぜ】同じデータをコピペするといった単純作業が多く、本来時間を割くべき業務に時間がさけず、社員のモチベーションが低いため、改善が必要
【いつまで】次の会計年度までには新しい業務プロセスで業務を行う
【どのように】BPRを行う、業務システムを刷新する
【誰が】最初の段階ではプロジェクトの責任者や主要関係者を整理する
【どこで】まずは本社でトライアルを行い、子会社に展開する

現状整理

理想に応じて把握しなければならない、現状はMECE・ロジックツリーを活用して整理しましょう。

MECE

状況に応じて、様々な現状を整理する方法論があります。

例えば、3C、4P、PEST、SWOT・・・などなど、書き出せばきりがないですね。

これらは状況に応じて使い分けますが、基底にある考えは何でしょうか。

・・・

それはMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)です!

聞いたことがある方は多いかもしれませんが、MECEは何かというと「もれなくダブりなく」という意味です。

物事を考えるときには、MECEに(もれなくダブりなく)考えるときれいに整理できます。

例えば、自社のビジネスついて考えたいときは、どう考えるともれなくダブりなく考えられますか。

一つの方法として、3Cがあります。これはCompany(自社)、Competitor(競合)、Customer(顧客)に基づいて、それぞれの特徴を考えると、自社のビジネスについて整理しやすいよ、というフレームワークです。

 

次の例です!「経理業務を改善したいんですよ」というとき、どのように検討する現状を整理できますか。

経理業務の業務フローを作成することが一案です。そうすることで、業務の構成要素をもれなくダブりなく表すことができます。そして、それぞれの業務プロセスの特徴を把握することで、現状を整理・分析できます。

 

最後に一つ、身近な例を考えてみましょう。

「昨晩よく眠れませんでした。寝る前の行動はブルーライトも避けていたし特に悪いことはありません。どうやら寝る環境に問題があるようです。さて、よりよく寝るために、寝る環境について考えるべき要素は何でしょうか。」

まずは、寝るところであるベッドは考えるべきです。
次に、ベッド以外の寝る環境として関係があるのは、寝室ですね。これで検討べき事項は全てでしょうか。
いいえ!他にも寝室の外がありますね。
図にすると、寝る環境は以下の要素からなっています。
 
これでMECEになったのではないでしょうか。
要素を洗い出したら、それぞれの要素をさらに細分化していきます。
ベッドの構成要素は、マットレス、掛布団、枕、ベッドフレーム、などあります。そして、それぞれの特徴を整理すると、問題が出てきそうです。
寝室の構成要素は、明かり、空気(湿度・温度)、音、におい、置いてあるもの、広さ・高さなどなど、たくさんの考慮事項があります。そして、同じくそれぞれの特徴を整理します。(ちなみに、明かり、空気(湿度・温度)、音、においは、MECEな整理になっています。なぜでしょうか。それは、5感をベースに分類しているからです!(視覚、触覚、聴覚、嗅覚))
部屋の外は、・・・
と整理することで、現状を整理し、それぞれの特徴を把握でき、問題点を洗い出せます!

いかがでしょうか。

3つの簡単な例を基にMECE(もれなくダブりなく)である考え方を紹介しました。

物事を考える際には、もれなくダブりなく考えることで、現状分析力が身につきます。

また、現状分析に限らず、どんな時もMECEに考えると、物事のすべての側面を見ることができます。

ロジックツリー

MECEと合わせて使えると良いのは、ロジックツリーです。

これは事柄を階層構造で整理するものです。

例えば、上記の3C・寝る環境の例を使ってロジックツリーで整理すると、以下のようになります。

それぞれ階層が上の方だと、抽象的であり、下の階層に行くと具体的になります。

また、同じ階層の要素はMECEであり、すべてを足すと一つ上の階層と同じになる特徴があります。

内容が抽象的過ぎて具体的に考えられない場合には、階層が十分に詳細化されていないということですので、必要なだけ詳細化しましょう。

現状の整理は、可視化しながら実施すると行いやすいので、MECEの考えと合わせて、ロジックツリーもぜひ活用ください。

GAP(問題)洗い出し

理想の定義によって、目的や方針、方向性が決まっており、現状分析によって、現状を把握できました。

そこで、GAP(問題)の洗い出しは、理想と現状の突合せにより明確になります。

理想を踏まえて、改善が必要な現状の要素を洗い出していきます。

課題を整理する

GAP(問題)が見えたら、それぞれ具体的にどう解決するか整理します。

また、それぞれ効果と費用などから、課題の優先順位をつけます。

以下に効果と費用を基に、課題の優先順位を検討する例を示します。

課題発見力を身につけましょう

以上、課題発見の実施手順と課題発見の際に使える考え方やツールを紹介いたしました。

手順とそれぞれキーとなる考え方を再度整理します。

  1. 理想を明らかにする。→やりたいことを一言で表すと何か?その5W1Hは何か?
  2. 現状を整理する。→MECEに考え、ロジックツリーで整理する!
  3. GAP(問題)を洗い出す。→理想から外れる現状(GAP=問題点)を洗い出す!
  4. 課題を課題を整理する。→GAP(問題点)の解決策の検討と優先順位をつける!

どれも重要ですが、一番汎用性があるのが、MECEです!

ちなみに、理想を明らかにする際にもMECEの考え方は反映されています。

5W1hは基本的には、もれなくダブりがありませんね。

具体例や自作の図表も交えながらご説明いたしましたが、いかがでしょうか。

繰り返し実践していただいて、身につけましょう!!

 

■■社会人基礎力の全体像はこちらで紹介しています■■

社会人基礎力とは【身につけ方と具体例を紹介します】

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