
本記事では、皆様のこういった悩みに答えます。
- 基本情報技術者試験の過去問難しくないか?
- 参考書を信用できるか?
実際にシステムアーキテクトまで持っていますが、初めて基本情報技術者の過去問を解いた時の感想は、「え、難。いままで読んでた参考書で網羅できてる!?」です(笑)
かなり不安になりましたが、実際に合格し、その後も情報処理技術者試験には連勝中です。
本記事は、試験はまだ少し先の方にも、直前の方にも役立つ準備やテクニックを紹介します。
基本情報技術者の過去問難しい
結論から申し上げますと、「過去問は難しい。けど、参考書一冊やっておけば大丈夫!」です。
以前の記事で、基本情報技術者の勉強法を紹介いたしました。
こちらで紹介しているように、一つの参考書を基に勉強されている方が多いのではないでしょうか。
そうして参考書を一通り学習して、初めて過去問を見ると、午前の選択式問題から「参考書に乗っていないのがあるんですけど!」っていう問題が出てきますね。
以下の2つの理由で安心しましょう。
- だいたいみんな同じように勉強しているので、参考書に載っていないものはみんな初見ではわからない
- 参考書にのっていない問題をすべて間違えても合格点は届く
安心できましたか?さらに解説します。
みんなにとって難しい、というか知らないことへの対策
まず、一つ目についてです。参考書に載っていないかなり細かい問題がたまに出てきますよね。
初見では間違えても仕方ないです。知らないものは解けません。
ただ、3つ対応策があります。
- 消去法で当てる
- 英単語で当てる
- 間違えた問題を理解する
消去法
まず、試験中や過去問を解いている最中には、消去法を使いましょう。
おそらく知っている選択肢で、明らかに違うものを切れば、50%(選択肢2つ)まで絞り込めることがあります。
そうなったら1/2で当たるので、それらしいものを選びましょう。
しかも、1/2まで絞り込んだ設問が4つあれば、期待値的には2問正解ゲットです!でかいですね。
英単語で当てる
消去法もできないけど、英単語で当てられることがあります。
簡単な例だと、次の例です(応用情報技術者試験のH28春の問題ですが、こんな感じということをわかっていただければと思います)。
仮にSIMDを知らなくても、選択肢を見ると、単一・単一・複数・複数とある・・・
→SはSingleかな?と推測できますね。
ってことは、MはMultipleかなということも思いつけば、正解のイを選ぶことができます。
これは英語の語彙力も必要なので、できたらラッキーくらいで考えておきましょう。
間違えたら復習あるのみ
試験当日は上記の消去法か英単語推測するしかありませんが、過去問で間違えたら解説を読んで理解しましょう。
間違えたものは正解できるようになるまで解いておいたほうがいいです。
過去問から全く同じ問題が出ることもありますし、過去問で知った知識をもとに解けるものも出題されます。
確実に受かるために、ということもありますが、知識をつけるために、間違えたものは理解して覚えておきましょう!
そうすれば、参考書の情報+過去問の知識が身につき、午前問題は安心できると思います。
参考書に載っていないものを間違えてもいい
合格点は6割なので、結構間違えても受かります。
このことを頭の片隅に置いておいて、変にプレッシャーをかけすぎず、参考書の内容を理解して、過去問の知識を身につけていけば怖いものなしです!
けど大丈夫
いかがでしょうか。少し試験前になると不安になりますよね。
それは皆さん同じですので、一度落ち着いて、できることを最後までやりましょう。
一つの参考書を理解できていれば十分です!
そして、過去問から知識を追加していきましょう。
努力してもやはり知らないものはちらほら出てきますが、まったく合格には問題ありません。
試験勉強頑張りましょう!