本記事では、皆様のこういった悩みに答えます。
- システムアーキテクトの午後2に受かりたい
- どのように勉強すればいいか?
- どのくらい時間が必要か?
昨年の秋の情報技術者試験で、システムアーキテクトに合格しました。
こちらで午前2と午後1について紹介しました。
今回は、システムアーキテクトの午後2の勉強方法を解説します。
試験内容・構成
試験の勉強方法
システムアーキテクトの午後2は、要件定義、開発、組込みシステムのいづれか1つ選択し、3つのお題について600~1600字くらいずつ論述します。
なお、要件定義は出ない年もあります。
まずは、組込みシステムは業務で使用しないので、プロジェクトでもなじみがあるので要件定義を想定して、主に準備していました。
勉強方法と勉強時間
基礎知識(再掲)
基礎知識はシステムアーキテクトの書籍を一冊理解して過去問を解いておけば問題ないです。
以下のテキストの専門知識に関する部分を1か月くらいで数回読んで理解して、直前に復習しました。
実務知識(午後2)
構成を理解する
試験の2~3か月前くらいに試験の形式を確認しておくといいでしょう。
ある程度知識がついた段階で見ておくのがいいと思います。
例えば、上記のテキストを順に読み進めれば、勉強開始して1か月後には午後2に取り組めるでしょう。
その時点のできる限りで、時間もかけていいので、実際に解いてみましょう。
実際に一回目解いてみると、あまりうまく書けないと思いますが、紹介されている回答の型がありますので、それに従って再構成してみましょう。
特に設問アについては、かなり使いまわすことができ、当日の時間短縮にもつながります。
練習を重ねる
まずは今までのプロジェクトを思い出し、概要を整理しました。
事例は2つのシステム要件定義の少し違うプロジェクトをあらかじめ準備しておきました。
また、上記のテキストである程度午後2の設問について理解できると思います。
ただ、練習量を増やすために、以下のテキストに取り組みました。
実際に他の午後2の過去問演習を実施しましたが、こちらのテキストに記載されている回答のためのワークシートを利用して練習しました。
また、中には書きづらいテーマもあると思います。その時は、上記の論文用のテキストから事例を借りて、自分のプロジェクトに当て込んで書けるようにしておきましょう。
経験がない場合でも、テキストに紹介されているように午後1を自分のテーマとしてしまうことや、論文事例を自分のテーマとすることでも対応できると思います。
具体的な練習内容
私は上記のテキストを読み進めつつ、要件定義にかかるプロジェクト2つの内容を整理しつつ、設問に合わせて回答しやすいほうで回答するという練習を行いました。
設問アは、概ね同じことを書きますが、書く順番が変わったり、フォーカスする点を変えながら回答できるようにしました。
設問イ・ウは、上記のワークシートを問題用紙上で簡単に再現できるように練習しました。
記載する内容が思いつかないテーマの場合は、回答事例等を参考に、自身のプロジェクトに当てはめて書けるようにしていきました。
午後2の対策は2か月くらい行い、復習も多めに、一度回答したことは再現できるようにしています。
結果
要件定義を中心に準備していたものの、「ユーザビリティを重視したユーザインターフェースの設計について」を回答することになりました。
ということで、少しドンピシャではなかったですが、設問アは、いつも通り設問に合わせてカスタマイズしつつ、設問イ・ウはあまり練習していないテーマでしたが、テキストのワークシートを基に記載内容を簡易に整理して、無事回答でき合格しました。
最後に
システムアーキテクトに限らず、論文試験はかなり負荷が大きいので心が折れそうになると思います。
ただ、受験者みな同じ同じなので、準備できることを確実に準備していき、本番に臨みましょう。
注意点として、手が本当につらいです!笑
練習時点でそこまで手を追い込まず、Word等で練習してしまった時がありました。
ただ、2時間書き続けるというのは予想以上につらく、本番では手を何回も振りながら書き終えましたが、手の疲労のせいでかなりぎりぎりでした。。
長時間書くトレーニングも実施しましょう笑
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