
本記事では、皆様のこういった疑問・悩みに答えます。
- コンサルタントはどれくらい忙しい?
- コンサルタントはどういう時に忙しい?
- コンサルタントは休みとれる?
コンサルティングファームで働いている私が以下の構成でコンサルタントの忙しさと休みについて紹介します。
コンサル就職をお考えの方、コンサルに興味がある方はぜひ参考にしてください。
目次
コンサルタントの忙しさ
コンサルタントは一般的には忙しいと言われていますね。
どれくらい忙しいのかに対する結論としては、残業可能時間いっぱい残業することが比較的多いです。
具体的には、先月は36協定のぎりぎりくらい残業しています(一般的な残業時間の計算で45時間程度)。
他のコンサル会社でもそのような方がある程度います。
なお、近年では残業時間を抑制する動きが各社あるので、社内でも、他社でも残業が少ない人もいます。
忙しさは人によるということもありますが、忙しい理由は主に3つあります。
たくさん作業を抱えている
プロジェクト内で作業を多く担当してしまうことで忙しくなる可能性があります。
プロジェクトチーム内で分担できればいいですが、プロジェクト一人当たりの作業が多い可能性が高いです。
そのように他のメンバーも忙しい場合には、プロジェクトの忙しい時期が終わるまで、なかなか解消されない可能性があります。
また、プロジェクトが炎上している場合、終着点が見えていないことが多く、いくら作業しても忙しいままになります。
プロジェクトを兼務している
プロジェクトを複数兼務に関しては、プロジェクト間の忙しさは常に共有されているわけではないため、片方が忙しいということでもう一方の稼働を抑えることができることがあります。
なお、プロジェクトの兼務については、関与の程度には寄りますが一時期で複数プロジェクトの経験ができるため、学ぶ機会がより多く得られるのではないかと考えています。
手をあげると機会を得られることも多く、様々なプロジェクトに興味があれば、社内のアンテナを張っておくことが重要です。
ただ、頭の切り替えや会議のバッティングを避けることなど、一つのプロジェクトに専念するよりも負荷が高くなることは多いです。
仕事が遅い
仕事が遅いことによって忙しくなる場合もあります。
その場合には、仕事の内容を理解していない、作業効率が悪いことなどにより発生します。
評価自体が下がる可能性が高く、このケースの場合であれば常に改善できるように努力が必要です。
コンサルタントの忙しい時期
コンサルタントが忙しい時期はプロジェクトによります。
ただ、プロジェクトが終わる時期が年度末であったりするため、会計年度末(3月末など)は忙しくなる傾向が高いです。
プロジェクトの終わりには、最終報告であったり、必要な資料をすべて最終化することから時間を取られることが多く、プロジェクトの終了時には忙しいことを覚悟したほうがいいでしょう。
プロジェクトの最後以外は、プロジェクトに応じて作業が多くある時期が忙しいです。
例えば、クライアント企業の社員50人に対してヒアリングを行うような場合、事前準備にも時間を要し、一人一人と時間を取って話しつつ、情報をまとめることから忙しくなります。
コンサルタントの休み
コンサルタントは休みは取れるのでしょうか。
結論としては、休みは取れるです。
土日祝日休み
会社・プロジェクトによるところではありますが、通常週末・祝日は休めます(当たり前ですが笑)。
たまに休日働くことがあっても、代休を取得することもできるため、他の職種と同じかと思います。
有休・長期休暇
また、有休については比較的取りやすいと考えています。
プロジェクトの忙しい時期に長期休暇を取ることはほぼ不可能ですが(笑)、
プロジェクト期間中であってもあらかじめ相談しておけばスポットで有休は取得できます。
また、プロジェクトの終わりと次のプロジェクトに間がある場合があります。
そのタイミングは長期に休むことができるタイミングで、場合によっては3週間から1か月程度休むことも可能です。
一年間の中で、忙しい時期にたくさん働き、休む時は長く休むといった働き方ができ、海外旅行も行きやすいです。
(最近は良くも悪くもプロジェクトに途切れず入っていて、長期休みを取っていません。。現在は旅行行けないのでいいですが。)
終わりに
まとめると、プロジェクト期間中では忙しい時期は比較的多いものの、思いっきり休めることやちょこちょこ休むことがしやすい職種だと考えています。
忙しい時期はあっという間に時間が過ぎ、気づくとプロジェクトが終わっていて、いつの間に長期旅行に出ていると感じることも多く、忙しいからつらいと感じることは、思い返すと少ないと感じます。
なお、記憶は美化されますので、もしかしたら忙しい時期はネガティブな気持ちに支配されているかもしれません。笑
ただ、今後は会社として、各社残業は減らす動きがありますので、業界的に忙しい割合も減るのではないかと考えられます。
ご質問ございましたら、コメントください。可能な限り確認させていただきます。