本記事では、皆様のこういった悩みに答えます。
- 仕事で英語を使う場面と必要な英語力はどの程度?
- 最低限の努力で仕事をできるようにする裏技は?
- 社会人に必要な英語の身につけ方は?
特に、英語をあまり得意とされていない方を想定しています。
私はコンサルタントとして、英語でディスカッションや説明会を行ったり、英語の資料を活用しつつ仕事を進めるといった様々な場面で英語を使います。
英語を仕事で使ってきた経験から、具体的な場面と最低限仕事を回すための5つの裏技を解説しようと思います!最後に身につけ方も紹介します。
以下の構成で解説します。
仕事で英語を使う場面と必要な英語力
仕事で使う英語のレベルには、大きく4つのレベルがあります。
No | 英語が必要な場面 | 必要な英語力 | 難易度 |
1 | 情報収集を行う | 読めればいい | 低 |
2 | 報告書を英語で作成する | 読めて書ければいい | 低 |
3 | 報告や会議を英語で行う | 読めて書けて、だいたい話せて聞ければいい | 中 |
4 | 英語を話す人と常に仕事をする | 読めて書けて、話せて聞ければいい | 高 |
以降、具体的な場面とともにどうすれば対応できるかについて解説します。
英語を使う場面と裏技
情報収集を行う
情報収集を英語で行わなければいけない場合は多くあります。
- (海外(特にアメリカ)のほうが進んでいることが多いので)海外事例を探す 等
ただ、報告書や資料を日本語で作成するという前提では、タイトル・見出しやサマリーから何が書かれているか理解できれば大丈夫です。
なぜかというと、裏技Google翻訳を使えるためです。
Google翻訳の精度は非常に高いので、参照すべき資料を見つければ、翻訳して日本語で内容を確認すれば必要な情報は揃うでしょう!
また、日本語で変な箇所があれば、その個所は自分で調べることで内容を理解できます。
報告書を英語で作成する
報告書を英語で作成する場合は、以下のような場合があります。
- 外国人にメールを送る時
- 上司は日本人だがその上司が外国人
- 日本語で話すが資料は英語で作成しなければいけない
この場合には、書面において英語のやり取りができれば良いので、読めること+書けることが必要です。
読む場面でGoolge翻訳を活用できますが、書く場面でも裏技Google翻訳を使うことで、精度が高い文章を作成できます!
さらに、日本語→英語、英語→日本語、日本語→英語として、変にならなければ大丈夫な場合が多いです。
もし変であれば、少し大変かもしれませんが、辞書や例文を調べることで対応しましょう。
注意事項として、専門性が高すぎる場合や社内用語・業界用語は、なかなかうまく翻訳できない場合がありますので、辞書や例文を調べて作文しましょう。
報告や会議を英語で行う
報告や会議を英語で行う場合は、以下のような場合があります。
- 海外の取引先との打ち合わせ
- 外国人上司への報告
- 現地法人との打ち合わせ
これまでの読む・書くに加えて、聞く・話すが必要になってきます。実際に私も仕事をするうえで一番多いのがこの場合です。
聞くこと
聞くことに関しての裏技は、わからない点は聞き返すことと録音することです!
聞き返すことには抵抗があるかもしれませんが、日本語で話す時には結構聞き返しています。
そして、あまり気になりませんよね。なので、英語でも聞いてしまって問題なく、さらに第二外国語なんだから外国人も通常より許容してくれるはずです!
少しかっこつけたい方は、「英語は聞こえてるけど、どういう意味かちゃんと説明してくれる?」的な表現で”What do you mean?”を使うといいでしょう(笑)
会議中は聞き返し、会議後にはバックアップの音声データで仕事はできるはずです。
話すこと
話すのが得意ではない場合、資料に話すことをすべて書くという裏技があります!そうすれば、自分が話すことは全て書かれているのでほとんど問題ないですね。
もし、書いてあること以外に言う必要があることがあって、その場ですぐ言えない場合には、持ち帰って後ほど連絡しましょう!
例えば、”I will check it later and I will send you an e-mail about it as soon as possible.”(「それは後で確認してメールでお伝えします。」)といえば問題ないでしょう。
英語を話す人と常に仕事をする
最後に、かなりレベルが高い、英語を話す人との仕事をする場合です。
- 関係者は英語スピーカーが多数(英語で全ての仕事をしないといけない)
こちらに関して使える裏技は、上記で挙げた全てのものです!
- Google翻訳による読み
- Google翻訳による書き
- 聞き返す
- 録音する
- 話すことはすべて書く
ただ、今までの場面とは打って変わって、常に仕事を英語で回すわけですから、事前準備・事後整理時間が大幅に短くなります。
常に英語を使う予定であれば、短期的には裏技でしのぎつつも、長期的には英語ができる人になることが重要です!
英語の身につけ方
以上、場面ごとに裏技をご紹介しました。
「とりあえず乗り切れれば良い」という方は上記の通り実践していただければ良いでしょう。
ここからは、「とは言え、ある程度の英語を身につけたい」という方や「英語を話す人と常に仕事をする」という方に、身につけ方の概要を紹介いたします!
読む・書く・話す・聞くの面から、どのような学習が必要かお伝えいたします。
私は裏技も活用していますが、実際に英語学習にはかなりの時間を割いていて、英語力は比較的高いのでご安心ください(笑)
読む
ご自身の仕事関連の英語資料を読むといいでしょう!特に政府の英語資料は業界標準的な内容なので良いと思います。
例えば、アメリカ政府は豊富な種類のレポートを出していたり、日本の政府も多くの英語レポートを出しています。
日本の政府のレポートでは、日本語版・英語版がそろっていたりするのでわかりやすいかもしれませんね。
書く
アウトプットは継続して行うことが大切なので、毎日何かを書くことが重要です。
特に毎日行いやすいのは、日記を英語で書くことです。できれば正しいか英語ができる方にチェックしてもらい、正しい表現を知ったほうがいいです。
また、PCで書くことで、タイピングスピードも上がり、仕事でも活用できるでしょう。
聞く
日本語を遮断して、たくさん英語を聞いて理解するようにしましょう。
具体的にはアニメ、ドラマ、映画を英語字幕でたくさん見ましょう。
ビジネス英語は決まった表現があるので、慣れてきたらビジネス系のものを見るといいでしょう。
ビジネス系ではないものの、英語のアニメをたくさん見続けた結果、TOEICのリスニングはいつも満点です(ここ3回くらい)!
話す
こちらもアウトプットであり、継続して行うことが大切なので、毎日何かを話すことが重要です。
以前は、外国人の友達とたくさん話していました。最近では、自主的に仕事に関連する英語プレゼンを行ったり、英語面接の練習をしたりして、仕事の表現を覚えています。
また、私自身は興味があるものの始められていないのですが、比較的安価で、毎日できるオンライン英会話がいいのではないかと思います。
実際に経験し、効果があったと紹介されている方の記事を掲載いたします。
英語を使う場面・裏技と身につけ方まとめ
英語を使う場面と、裏技のまとめは以下のとおりです。
No | 英語が必要な場面 | 必要な英語力 | 裏技 | 難易度 |
1 | 情報収集を行う | 読 | 1. Google翻訳で読む | 低 |
2 | 報告書を英語で作成する | 読・書 | 2. Google翻訳で書く | 低 |
3 | 報告や会議を英語で行う | 読・書・話・聞 | 3. 聞き返す 4. 録音する 5. 話すことをすべて書く |
中 |
4 | 英語を話す人と常に仕事をする | 読・書・話・聞 | 1~5すべて | 高 |
また、身につけ方のサマリーは以下の通りです。
No | 英語力 | ポイント | 具体的な内容 |
1 | 読む | 仕事関連の英語資料を読む | 政府の資料を読む |
2 | 書く | 毎日書く | 日記を英語で書く |
3 | 聞く | 日本語なしで英語を聞く | アニメ・ドラマ・映画を英語字幕で見る |
4 | 話す | 毎日話す | 外国人の友達と話す 英語プレゼンを行う オンライン英会話を毎日行う |
裏技を使えばある程度乗り越えることができます。
一方で、英語力は身につけたほうが良く、頑張れる方はぜひ毎日学習されることをお勧めいたします。
英語力をつけても裏技は非常に有効なので、短期的には裏技で乗り越えつつ、長期的にはご自身の英語力を発揮しつつ、裏技で効率化されるといいですね。
また、身につけ方については、概要のご説明であったので、別途それぞれまとめていきたいと考えております^^
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